人生初の32bit Float録音!東京都荒川区でダンスミュージカルをビデオ撮影しました。

閑散期なのでノンビリと過ごしていますが凄い猛暑と台風で苦戦しております。
この期間は録音の勉強と小説執筆に励んでおりますが録音に関しましては和太鼓公演を最近は多くDVD制作をさせて頂いているからです。
強烈な太鼓音と小さな笛の音をどちらも適確に録音収録するのは至難の業で本来は別に音響業者を雇用して現場へ同伴しなければならないのですが予算的に到底無理な話です。
ただでさえ1名でカメラ3~4台を同時に操作しながらの撮影ですので録音まで完璧にこなす事が本当に難しい限りです。
大音で音割れしないように抑え気味に設定せざるおえないのですが、そのように保守的に録音すると今度は笛の小さな音がなかなか収録できないんです。
後から編集ソフトで音量を上げれば済むといえばそれまでですが、そうするとノイズまで一緒についてくるので困ったものです。
こういった問題を解決してくれる画期的なシステムが最近になって話題になっております。
32bit Floatという録音形式なのですが録音技術としては20年ぶりの革命といわれており早速この機能が搭載されている録音機を購入して近所の踏切や工事現場などで音割れしそうな録音をテストしてみました。
確かに音が割れないですし微小音も後で編集ソフトで音量アップしてもノイズが乗ってきません。
ただノイズは確かに乗らないのですが環境音は必然的に付いてくるので心配な場合はエアコンなどから離して録音する必要があるかと思います。
いずれにせよ丁度タイミングよく今月の10日~11日にかけて東京都荒川区日暮里のサニーホールで開催されましたダンスミュージカルのビデオ撮影とDVD制作を受注いたしましたので人生で初の32bit Float録音を現場で体験するよいう記念すべき案件となりました。
この二日間は台風の影響でどれほどの雨天になってしまうかが一番の心配でしたが雨男の私としては珍しく雨に襲われずに済みました。
まるで空まで32bit Float録音を祝福してくれているようです。
ダンスミュージカルもカラフルで素晴らしいステージでした。来月の和太鼓公演が今から楽しみでなりません。