32bit Float録音の真骨頂!東京都八王子で和太鼓劇団公演をビデオ撮影しました。

本年9月16日の事なので1週間も経ってしまいましたが御報告いたします。
東京都八王子市の南大沢文化会館で開催されました和太鼓劇団の公演を例年のようにビデオ制作させて頂きました。
今回もPanasonic LUMIXの4Kカメラを中心に高画質での収録を目指しましたが何よりも注目したのが前回に引き続き2回目の使用となるZOOM F3レコーダーでの32bit Float録音です。
前回のダンスミュージカルでも効果を発揮してくれましたが今回はこの録音の威力を発揮してくれる太鼓の演奏なので期待と不安が混ざるような現場でしたが見事に適正録音してくれて胸を撫でおろしました。
舞台真下にC-2マイクを立てての録音なので和太鼓の爆音を直撃されたにもかかわらず全く音割れしていませんでした。
本当に凄い技術革新だと痛感いたします。目で見る映像の方はデジタル~HD~4Kへとあっという間に技術が進んだのですが録音の方は最近までまだVUメーター式にこだわる変な親父が幅をきかせておりました。
特に打楽器主体の演奏は急激な爆音があるために音飛びしないよう細心の注意が必要です。
しかし当方のような零細制作業者の場合は必然的に撮影も録音もワンマンオペレートになってしまいますので音飛び防止に尽力し過ぎてしまいますとカメラワークが単調になってしまう事が難題でした。
この度の32bit Float録音では「勝手に録音させる」事が言葉通りに出来てしまうので開演前にスイッチオonしてしまえば撮影だけに集中する事が可能なのです。
例えが変なのですが有能な録音技師を買って永久に雇用できたような心境です。まったく凄い時代になったものです。