東京都足立区の初中級学校で天候変化に悪戦苦闘しながら運動会をビデオ撮影しました。

あっという間に春の卒業シーズンも去りまして梅雨時を迎えましたが天候がハッキリと確定してくれないのが困りものです。
そういう時期にもかかわらず毎年DVD制作をお受けしている東京都足立区にある初中級学校の運動会のビデオ撮影でお伺いさせて頂きました。
懸念されていた雨は降らずにホッとしましたが天候がやたらと変わる事が本当に厄介でした。
明るすぎる晴天と暗すぎる曇天がランダムに訪れてしまうので校舎の上に設置しました無人カメラのオート機能がキチンと対応してくれるのか?気が気じゃないほど不安でした。
昨年から一眼フォト機の動画機能による高画質撮影を開始しましたので今回もpanasonic LUMIX GH5s等の高画質フォト機での無人撮影となります。
アイリスに関してはビデオカメラでのオートアイリスの機能が業務用カメラといえでも不安でしたが今回はこれらのフォト機ではオートISO設定としました。
これは画面の明暗を絞りの開閉ではなくカメラ本体の感度を高低させる事による明暗を設定させる方法です。
ISOは以前のフィルムカメラのASAと同一視してしまう傾向が私自身もありましたが・・・(年齢がバレてしまう汗)現在のISOは設定値が2000や3000を超えても画像がほとんど荒れたりしないんですね。
また容量の関係で今回は8bitで収録しましたが10bitでなくても編集時に8bitでもかなり修正が効くというか明暗調節をしても不自然ではありませんでした。
8bitでの最大出力数が1677万色で10bitではなんと10億737万色なんですが、8bitと10bitの差が2みたいな印象ですが実際にはこれほどの数値の差があります。
それにもかかわらず8bit収録して編集時の明暗修正でさほど苦戦せずに済んだという事は現在のフォト機のフルサイズはもちろんGH5等のマイクロフォーサーズでも十分に耐性が高いというレベルといえます。
今後の展望として考えますと無人カメラをオートISOやオートでのホワイトバランスで10bit収録すれば無敵の無人撮影となり人件費削減において画期的なコストパフォーマンスとなるでしょう。
しかし大局的に考えますと映像制作が大雑把でいい加減になってしまうという憂慮も当然ありえます。
ただ業務レベルのカメラ自体が安価になってきてますし軽量なので近い将来「1人10カメ」で撮影して早急に編集で高クオリティでの納品もありえるという事で想定すべきといえますね。