政府の新型コロナ対策があまりにも稚拙で辟易しております。

西村経済再生担当大臣の発言が大炎上しております。「要請に従わず酒提供する飲食店に対してその店の取引金融機関にも協力してもらい酒提供をやめさせる」との事ですが言葉通り言語同断な事です。企業にとって金融取引は生命線である事は周知の事実で融資などの対応をしてもらえない場合は倒産、廃業の危険すら否定できず、ましてや金融機関の優越的地位を政府が乱用するとはあまりにも本末転倒で呆れてモノが言えないとはこの事です。そこまでして感染を抑えたいという意向は当然理解できるのですが、それならば金融機関を政府の私物のように道具にして民主主義を蹂躙してまで酒提供を阻む以上オリンピックを延期する方が先決ではないでしょうか?

私たちビデオ制作事業者にとっては当然オリンピック開催が助かります。新型コロナウィルス感染防止対策のため数々の舞台公演が中止、延期になったようにスポーツイベントの開催もブレーキがかかってしまっています。オリンピック開催によって国全体が盛り上がってくれれば庶民レベルでも開催ムードが広がりますし、その余波で私たちのようなビデオ制作者も潤うのですが生命にかかわる死活問題となれば話は別です。ワクチンの全体的普及までもう少し待つべきではないかと考えます。